令和8年8月24日(月)、熊本県庁5階の知事応接室にて「令和8年度 熊本県知事への要望活動」が実施されました。
当日の進行役は熊本市議会議会局総務課の岩山課長が務め、13時30分から14時00分までの日程で執り行われました。
当日の様子と具体的な要望内容についてご報告いたします。
当日の流れ
1.要望書手交・会長挨拶
はじめに、熊本県市議会議長会の会長である熊本市議会の田中議長より、木村熊本県知事へ要望書が手交されました。手交および写真撮影の後、田中会長から挨拶が行われました。
2.木村県知事挨拶
続いて、木村知事より挨拶を頂戴しました。
3.要望事項説明
各地域の議長会・協議会より要望事項の概要説明が行われました。
城南七市市議会議長会:「熊本県南地域における災害対策の強化について」(説明:宇土市議会 野口議長)
県北市議会連絡協議会:「熊本県北地域の地域振興の促進について」(説明:菊池市議会 後藤議長)
4.意見交換・閉会
要望に対する回答は後日書面で受領する予定とし、後半は7月28日に発生した令和8年熊本地震に関する今後の対応について、木村知事と各市議会議長による意見交換・質疑応答が行われました。
木村知事からの発言を経て、14時00分頃に閉会いたしました。
熊本県北市議会連絡協議会からの要望内容(後藤会長説明)
熊本県北市議会連絡協議会会長の後藤議長(菊池市議会)からは、「熊本県北地域の地域振興の促進」に関して、以下の4つの主要事項について強い要望が提示されました。
1. 地域交通の利便性の向上
- 中九州横断道路および有明海沿岸道路の整備加速
- 産業集積地周辺のバイパス整備、主要道路の多車線化など抜本的な交通対策の構築
- 空港への鉄道延伸検討の加速、需要に応じたシャトルバス路線の拡充と利便性向上
- 世界遺産・日本遺産を結ぶ広域観光周遊ルートの開発促進、災害時のダブルネットワーク機能強化
2. 農業政策の展開と財政的支援
- スマート農業の現場導入や集落営農の法人化促進など、生産性向上への継続支援
- 県北地域の農産物を支える積極的な政策展開とハード面への財政的支援
3. 災害に強いまちづくりの推進
- 浸水被害を想定した河川改修、堤防・護岸の整備、砂防えん堤等の強力な推進
- 老朽化した水門・樋門・排水機場等の計画的な更新事業
- 市町村と連携した避難体制の構築や、ハード・ソフト両面からの防災対策充実に対する財政的支援
4. 安全安心な地下水のマネジメントの推進
- 地下水環境の監視・調査体制の強化、汚染源の特定と適切な対策
- 安全な地下水を将来に繋ぐための涵養の取り組み、および産業活動と環境保全が両立する持続可能な地域づくりの推進
県北地域は半導体関連企業の集積による経済活性化が進む一方で、交通環境の変化や地下水保全、防災力の強化など課題が複雑化しています。
地域の安定的かつ持続可能な発展を目指し、今後も県との適切な連携と働きかけを続けてまいります。




