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地域の活性化、救急安心センター事業、資料の保管・アーカイブ、土地改良事業、北宮区から深川区の道路改良について(平成30年第4回定例会)

#市議会一般質問 2023/06/19更新
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議席番号4番、後藤英夫でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。
 
本日の質問は5点でございます。
1点目は、地域の活性化について、2点目は、救急安心センター事業、#7119について、3点目は、資料の保管、アーカイブについて、4点目は、土地改良事業について、5点目は、北宮区から深川区の道路改良についてお尋ねいたします。
以上の5点をお尋ねいたします。
 

後藤議員

1点目、まずは地域の活性化についてお尋ねいたします。
菊池の祭りといえば、春のさくらまつりから始まり、夏は菊池白龍まつり、秋の菊池神社の秋まつりとありますが、その中で、ことしの菊池秋まつりは10月15日、月曜日の平日に開催されました。菊池神社の御神幸行列に合わせて、菊池神社 から深川神社まで、子どもたちの稚児行列が行われておりました。
また、当日、各商店街も午後から通し物を行っておられましたけど、平日のため、日曜日や祝日より参加者が少ないためか、言葉は悪いですけど、惨めなくらい見物人が少ないと思いました。中央通り、立町、そういった見物客は数えるぐらいのお年寄りだったように思います。市民から、日曜日、祝日に開催されると家族で見に来られるとか、参加しやすいとの意見が多くなっております。
やはり菊池神社と協議して、10月の第2日曜日へ持ってくるようにするべきだと思います。
これまで何回も協議してきたと思いますが、その現状や問題点、市としての認識を教えてください。
 
それから、もう一つ、本市のプレスリリースについてお尋ねいたします。 先月、11月25日に「水源食の文化祭」に行ってまいりました。これは歴史と経験に培われた地域の家庭料理を皆さんに知っていただくことや、それを子どもたちや孫の世代に伝えていくことを目的とし、手づくりの家庭料理を持ち寄り、それらを展示、試食、さらには食に関する意見交換会を行うイベントです。
大変すばらしいイベントで、ことしで14回、先輩の指摘どおり、先輩たちと一緒に、木下先輩、山瀬先輩と去年は行かせていただきました。ことしはもう田中議員も一緒に行きましたけど、そういったすばらしいイベントです。
 
これで、去年よりもやっぱり少ないなということをちょっと現地でお聞きしました。私も見て、そう思いました。そういったところで、何で少ないのかということで、ちょっといろいろ聞いてみると、やっぱり取材とか、そういったマスコミに対する、来てほしいと。
近年、なかなか来てくれないから、来てほしいと言っているけど、なかなか来てくれないと。そういった声をちょっと聞きましたので、本市の プレスリリースについて、ちょっと聞いてみたいと思います。
こういった市民の声を最近は市内各地でたくさん聞きます。
本市の活性化のためにも、祭りやイベント、さらには市民の取り組みや地元高校生の活躍等、もっと広く知ってもらいたいのですが、本市は広報誌などでは、よく取り上げておりますが、マスコミ等へのプレスリリースはしているのでしょうか、現状を教えてください。

経済部長

ただいまの質問の秋まつりの件について、私のほうから答弁させていただきます。菊池秋まつりの通し物につきましては、明治3年に菊池武時公、武重公、武光公の御神体が菊池神社に御鎮座された折、隈府地区の方々が喜びの余り、御神幸行列 に続いて町中を練り歩いた故事によるものと伺っております。 このため、現在は菊池神社の御神幸行列と合わせまして、毎年10月15日に菊池市祭実行委員会によって実施されており、御神幸行列とは切り離せないものとなっております。
 
議員のご意見のとおり、見物に訪れる沿道のお客様の数は、以前と比べますと大変激減している状況にあり、特に平日の開催となりますと、見物客はさらに減少し、隈府地区の商店街一帯での交通規制により、規制区域内にある病院や金融機関をご利用いただく方にも大変ご不便をかけているという問題もあります。
 
このようなことから、菊池神社の御神幸行列と菊池秋まつりの通し物を休日に行うための協議を菊池神社と平成25年以降5回ほど行っております。また、このほかにもさまざまな機会を通じて、実施方法などについて意見交換等も行っているところでございます。
 
菊池秋まつりの通し物につきましては、市民参加型のまつりとして、祭実行委員会での議論を初め、広く市民の皆様のご意見等も伺いながら、実施方法などの検討を行うとともに、菊池神社との協議につきましても継続して進めてまいりたいと考 えております。 以上、お答えします。

政策企画部長

プレスリリースについてお尋ねですので、お答えいたします。
イベント等のプレスリリースにつきましては、事業の周知により参加者の募集を行ったり、イベント等が報道機関に取り上げられることによって、本市の魅力が市内外に認知されるといった事業の効果の増大を目的として行っております。
 
市役所の各担当課で記事を作成し、市長公室のほうで集約してプレスリリースを行っております。具体的には、地元の新聞社を初め、テレビ・ラジオ・新聞等の報道機関25社に対してファクスで、また、各社の報道担当者等の個人宛ての40人にメーリングリ ストにより送付をしているところでございます。
 
まつりを初めとしたイベント等について、昨年度は約90件、本年度も現在まで に約80件のプレスリリースを実施しております。 適切な時期に確実に行うとともに、特に周知が必要なものにつきましては、再度プレスリリースを行うなど、市からメディアへの情報発信力の強化に努めているところでございます。 以上、お答えします。

後藤議員

ありがとうございました。
熊本市のあの大きな藤崎宮の祭りでも、何回も協議を経て、日曜日開催となったと聞きました。子どもからお年寄りまで、より多くの市民が参加できれば、地域の活性化につながります。消費もふえます。
そして、以前の私のように、本市出身で県外で生活している人にとっても里帰りの契機となり、移住定住に結びつくかもしれません。
それから、やはり小中学生の子どもたちがいないと、にぎわいがないと思います。そこで、秋まつりが15日、もし固定であれば、平日開催になった場合、市内の小学校だけでなく、中学校も休みにすることも検討してみてはどうかと思います。
 
例えば、八代市の妙見祭や、熊本市の川尻の祭りでは、その日の小中学校は午前中授業だと聞いております。これは質問ではありませんけども、教育委員会で検討もぜひよろしくお願い申し上げます。また、近年では、まつりの参加団体が減少傾向にあります。これは学校クラブ活動の社会体育への移行など、さまざまな原因があると考えられますが、日曜日開催にすることで、よりまつりに参加しやすくなり、地域間交流も活発になると思います。
 
それから、プレスリリースについてですが、こちらについては、本市はしっかりやっておられるということで安心しました。これからも継続してやっていただきたいと思います。ここ一、二年、地元の行事や学校での取り組みなど、マスコミに取り上げてもらえないという市民の声が非常に多かったため、あえて質問させていただきました。
地域の活性化につながるような、市民に喜んでもらえるような、そして、子どもたちの努力が報われるような報道がなされることを期待いたしまして、次の質問に 移ります。

後藤議員

2点目は、救急安心センター事業、#7119について質問します。
ことしは暖冬だと言われていますが、けさは寒さが少し厳しくなり、やっと冬らしくなったように感じます。気温が下がってまいりますと体調を崩す人もふえてまいりますが、高齢者が多い本市では特に心配だと思います。
 
1年を通して、12月、1月が最も救急車出動が多く、ことしもまたその季節がめぐってまいりました。 そこで、救急車出動状況について質問します。 本市の過去3年間の救急車出動状況を教えてください。

総務部長

それでは、過去3年間の救急車の出動件数ということでございます。
 
菊池広域消防本部の資料によりまして、菊池市における救急車出動件数のほうをご報告させていただきたいと思います。平成27年で2,499件、平成28年で 2,570件、平成29年で2,615件と、増加の傾向にございます。
 
また、後藤議員がおっしゃられたとおり、月別では12月、1月に出動件数が多くなっております。この時期については、日平均9回ほどの出動が行われているというような状況になっております。 以上、お答えいたします。

後藤議員

毎年約2,500件、しかも少しずつふえている。それに、これは本市より人口が多く、面積が狭いお隣の合志市よりも、大体200件ぐらい多い件数です。菊池郡市2市2町の中では、菊池市の救急車出動件数が一番多い状況になっております。2,500件という件数は、本市の規模ではとても大きい数字で、救急ニーズの高い自治体だと言えます。
 
そこで、最近よく耳にします、総務省消防庁が推進する電話相談窓口、救急安心センター事業(#7119)に参入してはどうかと思います。これは急なけがや病気のとき、救急車を呼ぶべきか、自分で病院に行ったほうがいいか迷った場合、医師、看護師などへ電話相談できる共通ダイヤルのことです。
 
その効果は、市民に安心・安全を提供し、軽傷者の救急搬送の減少により、救急車の適正利用が進むとともに、休日、夜間の受診者や相談電話が抑制されることで、医療機関の負担軽減に つながると考えられます。
このことについて、執行部の考えを教えてください。

総務部長

#1179の救急安心センターの事業につきましては、今、議員のほうからご説明がございました。事業の効果としましては、緊急時の相談の窓口になること、また、おっしゃったとおりに、救急車の適正な利用が図られることというのが挙げられております。
 
総務省の消防庁の資料によりますと、現在、導入している自治体といいますのが、宮城県、茨城県、埼玉県、東京都、新潟県、大阪府内の全市町村、札幌市、横浜市、神戸市などでございまして、九州では福岡県のみというふうに聞いております。ただし、人口のカバー率、日本の人口から見ますと、平成30年10月1日現在でございますけども、40.6%がカバーされているというような事業というふうにお聞きしております。
 
また、平成28年の消防庁の通知がございまして、救急安心センターの事業のさらなる取り組みの推進についてというのがございまして、実施地域の単位、規模でございますけれども、スケールメリット及び相談員等の確保の点から都道府県単位 での運用が望ましいため、原則として都道府県単位で実施することというのもございます。
事業の導入に当たりましては、相談員の確保であったり、多額な導入・維持経費も想定されるところでございますので、本市単独での導入は厳しいのかなというふうには考えております。広域連合と協調しながら県での導入をお願いしてまいりたいというふうに考えております。
 
済みません、ちょっと訂正をお願いいたします。 「#7119」と申し上げるべきところを「#1179」と申し上げて、申しわけございませんでした。

後藤議員

今から例を申し上げます。 これは同じ九州の福岡県のケースですが、2016年6月に#7119を開設したところ、翌年は3万3,503件の相談があり、119番が必要なのは全体の3割だったそうです。救急車の適正利用という結果がしっかり出てきていると思います。また、同県では、自宅で転倒した90歳の女性から相談があったため、119番を勧めた結果、女性は病院で外傷性硬膜下血腫と診断されたそうです。
 
県の担当者は、重症なのに119番をためらうケースもある。不要不急の通報を減らすだけでなく、命を守る窓口にもなっていると強調しています。今年度から鳥取県が実施を決め、広島市も、山口県東部7市町も含む周辺自治体に参加を呼びかけています。
 
また、お隣の大分県も調査研究に乗り出しています。本市は高齢者率が高く、面積も広いです。救急ニーズの高い自治体だと思いますので、救急業務のあり方も含め、今のうちからしっかりと考えていかなければならないと思います。大切な命を守るため、また、お年を召された諸先輩方々のために も、まずは費用対効果など調査研究をしていただくとともに、県に働きかけていた だけたらと思います。
次の質問に移ります。

後藤議員

3点目は、資料の保管、アーカイブについて質問します。
ことしの8月16日、商工会指導員OBの坂本さんに大琳寺集会所に来ていただき、菊池の昔の写真をスライドで見せていただきました。とても華やかな雰囲気の街並みの様子や、戦時中の写真もありました。また、今はない桜座や、ちょっと私 たちも懐かしい寿屋などの画像もあり、今とは違った菊池のよさを感じました。
 
本市には輝かしい歴史があり、また、古文書等も多数あります。この菊池の歴史を全国に発信し、また、次世代に残すことも大切だと思いますが、資料の保管やアーカ イブの状況を教えてください。

教育部長

それでは、後藤議員からご質問がありましたアーカイブの取り組み状況と資料の保管状況はということで、図書館で取り組んでおりますデジタルアーカイブ事業の取り組みについてお答えをさせていただきます。
 
デジタルアーカイブ事業は、文化資源をデジタル情報として記録保存を行い、有 形・無形の文化財などを記録し、保存するとともに、ネットワークを用いて広く市民等に提供し、活用を図ることで貴重な文化遺産を次世代へ引き継ぐとともに、地域の歴史や文化を発信していくというものでございます。
保存の対象は菊池にかかわる過去の風景・風俗の記録、文化財・歴史的資料・伝統芸能・伝統技術の記録、地域産業の記録など多岐にわたりますが、これまでの資源をデジタル化することにより、劣化や破損を気にせず、貴重な資料を提供することができるとともに、原資料の保護にも寄与できるものでございます。
 
また、資料のデジタル化作業につきましては、市民ボランティアの方々にご協力をいただきながら、画像取り込み等の作業を進め、さらに整理作業においては、県立大学のご協力により「和漢籍分類目録」、これは古文書の目録というものを作成するなど、市民や大学との連携により作成を進めております。
 
そのほか、ICTの活用によって、同時に多くの方々への資料の提供が可能となり、小中学校の郷土学習や、生涯学習の取り組みにも活用できるものと期待をいたしております。本市のデジタルアーカイブについては、各所管課において平成27年度から旧市町村の広報誌を初め、市の有形・無形、指定・未指定の文化財全般や、菊池の残すべき歴史をデジタル化し、インターネット上で閲覧できるよう取り組み、平成29年度の中央図書館開館にあわせまして、図書館で事業を一元化し取り組んでいるところでございます。
これまでのホームページ掲載点数は、平成30年12月1日現在で古文書関係及び古い写真関係で2,777点となっておりますが、掲載しているものの中には、「嶋屋日記」「菊池川全図」「菊池万句連歌」などの本市の重要な歴史的資料もございます。また、できるだけ掲載点数がふえるよう、区長会にお知らせをし、地域の記憶を地域で残す取り組みを始めたところでもございます。今後も地域を回り、資料の提供をお願いしながら、整理を進めていく所存でございます。
 
また、この取り組みは活用されないと意味がございませんので、活用を広げるために、現在図書館で実施しているアーカイブを紹介するためのイベントに取り組んだり、ほかのサイトにバナーを貼るようお願いをしたり、市民講座で活用するなど、 効果的なアプローチを実施してまいりたいと考えております。そのほか、貴重な歴史的資料であります、原資料の保管につきましては、中央図書館内にあります古文書保管室において、湿度・温度管理をしながら適性保管に努めているところでございます。 最後に、図書館では毎月第3土曜日に古文書や古い写真等の受入相談も行っているところでございます。 以上、お答えいたします。

後藤議員

ありがとうございました。活気にあふれた華やかな時代の様子を知ることで、現在のまちづくりのヒントになるかもしれません。
 
また、各家庭に眠っている貴重なお写真や古文書等を提供してもらえるように、先ほどお話がありましたが、促していただきたいと思います。写真の中の人物や撮影箇所などの説明ができる人が高齢になってきているので、課題も多いとは思いますが、よろしくお願いします。
 
また、先ほど紹介しました坂本さんのような菊池の歴史を伝えてくださっている方々、ボランティアの方々をしっかりと市としてもサポートしていただきますよう重ねてお願い申し上げます。
それから、これとは別に、行政資料全般のデジタルアーカイブも必要だと思います。国会でも公文書の破棄や改ざん問題がありました。本市も公文書の管理を徹底すべきだと思います。各支所には大量の書類が山積みになっていると伺っています。 それらを電子データにすることで、事務所のスペースを減らし、また、いつまでも 大切な資料を確実に保存することができると思います。ぜひこちらのほうもよろしくお願いします。
次の質問に移ります。

後藤議員

4点目は、土地改良事業について質問します。 管轄の主管課は何課でしょうか。
 
それぞれの土地改良区に、市として補助金を幾 ら出しているのでしょうか。また、それはどの程度、職員の給与に充てられている のでしょうか。お願いします。

経済部長

ただいまのご質問にお答えします。
土地改良区につきましては、合併前の各市町村ごとに四つの土地改良区が存在しております。それぞれが独立した団体でもございます。
 
お尋ねの市の主管課につきましては、土地改良事業や補助金の関係から、農林整備課が担当しております。次に、市からの補助金につきましては、菊池市内土地改良区管理運営事業補助金交付要綱に基づきまして、毎年、各土地改良区の職員人件費に対して補助を行って おります。
 
各土地改良区の平成29年度の補助金の実績としましては、菊池市土地 改良区に1,094万円、七城町土地改良区に430万8,000円、旭志村土地 改良区に296万2,000円、泗水町土地改良区に478万4,000円、合計 で2,299万4,000円となっております。人件費に占める割合といたしまし ては、72%程度を補助しているところでございます。 以上、お答えします。

後藤議員

たくさん税金が使われているということで、回答ありがとうございます。
 
菊池市が合併して13年になるが、なぜ土地改良区の合併の話は出ないかと思います。合併することで経費削減になるとは思うのですが、本市の考えと、把握して いる問題点などがあれば教えてください。

経済部長

土地改良区の合併についてのご質問だったかと思います。土地改良区につきましては、合併協議の中でも重要であると判断され、Aランクに位置づけられて協議がされております。
 
確認されました内容は「土地改良区については、統合に向けて検討が進められるよう調整に努める」となっております。統合のメリットであります維持管理費の削減や事務の効率化が図られることから、事務局レベルでの会議を初め、先進地の研修や県の関係課を招いての理事・総代への説明会などを開催してまいりましたが、それぞれの土地改良区の考え方や事情があり、合意ができないことから、統合に至っていない現状でございます。
 
市としましては、今後も合併協議会の確認に基づき、土地改良区の統合に向けて、 必要に応じて調整に努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えします。

後藤議員

合併協議会とか開かれているということで、促していきたいということも、ちょっと今、話がありましたが、合併があれば、いいこと、メリットを三つほど具体的に説明したいと思います。
 
平成34年度から法改正があって、貸借対照表の作成が義務づけられるため、複 式簿記のシステムが導入されます。これはソフトが、今、例えば四つ土地改良区があれば、4カ所必要になってきます。そして、コピー機などもそれぞれ必要になり ますし、事業所も人件費も当然かかってきます。
 
それから、理事会や総代会、先ほど話が出ましたけども、理事会を年間約6回、総代会を2回開催していることがわかっております。それぞれの土地改良区で回数を開く必要もなくなります。また、総代などの役員の担い手や、農業者の高齢化に伴い、人選が難しくなっています、担い手もですね。
 
合併して範囲を広げることで、地元への負担が減るのではないかと思われます。

後藤議員

最後に、施設の維持管理、こちら、パイプラインですとか、水利組合、地元委員会での水利の調整等を行っていますが、担い手の減少や、農業者の高齢化に伴い、 施設の維持管理を地元で行っていくのが困難になっていくので、合併することで人 員を整え、将来に向けた維持管理の体制を強化していけると。
 
また、竜門ダムのパイプラインや水路は旧市町村をまたがってつながっているため、漏水等緊急の際の処置であっても迅速に行えるといったメリットがあります。農業は本市の基幹産業です。
 
それぞれの土地改良区にもいろいろな考え方や思いがあるかもしれませんが、菊池市の将来のため、3年後の土地改良区の法改正もありますので、土地改良事業、ぜひ合併を、それぞれの土地改良区、合併を促して、市として促していきたいと思います。もう一度、前もあったのでしょうけども、今 からもしっかり合併を促していただきたいと思います。 次の質問に移ります。

後藤議員

5点目、北宮区の北宮団地西側から深川区へ通じる農道の道路改良について質問します。
 
この農道先の市営北宮団地は、現在戸数119戸で、この団地を挟む南北には個 人経営のアパートも数十戸あり、進入路、これは出入り口ですが、赤星地区へ向かう市道菊戸線しかありません。
そういう中で、近年、全国各地で起こっております 地震、豪雨等、未曾有の大災害が発生した場合、この出入り口しかない北宮団地の方々は逃げ道もありませんし、災害が起きた場合の支援物資等の搬入路もない状況です。
 
また、この敷地の児童は、小学校が隈府小学校と菊之池小学校と、それぞれ行っているところではあるんですけど、菊之池小学校に向かう生徒は、北宮団地の北側のアパートの人たちですけども、この人たちはちょっと横の路地といいますか、西側のところから出て、納骨堂に行く細い道があるんですよね。ここを通って菊之池小学校に、5人ぐらい待ち合わせて行っているということを聞き取りして聞きました。
 
ここはやっぱり夕方から非常に真っ暗で、非常に草も生い茂っています。このような危険な状況でありますので、北宮団地の住民はもちろん、関係区民、地権者等からの道路の拡幅及び市道認定の要望が上がっており、また、今月の10月5日 には、菊之池区長会を初め、深川、北宮、大琳寺の各区長で、この農道の市道化に ついて、道路改良市道認定について、要望書が出ていると思います。
 
この狭く舗装 もされていない農道ですが、地域の皆様の要望どおり道路を改良し、市道認定するべきだと思いますが、執行部の考えをお聞かせください。

建設部長

ただいま後藤議員のご質問をいただいたところでございます。
 
現在、農道を改良して市道認定する、それに対しての執行部の考えということでございます。本市の道路の改良工事につきましては、さきにまとめました道路整備マスタープランに基づき整備の優先順位を決めているところでございます。
 
この場所につきましては、現状としては早期の工事着手は、現在のところは困難だと考えております。しかしながら、国道325号の4車線化等、地域情勢の変化により整備の必要性が高くなった場合は、状況に応じて対応を図ってまいりたいと考えております。 以上、お答えいたします。


 
しっかりと社会情勢を見ながら、道路マスタープランの見直しも少しは考えながら、市道になることで、住宅やアパートが建設され、人口がふえて、本市の活性化につながっていきますので、ぜひ市道認定について前向きに考えていただきますよう要望し、質問を終わります。
 
ありがとうございました。
 

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