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障がい者施策、右京・左京の墓、大琳寺・深川・北宮の道路整備、交通安全協会の取り組みに対する理解や協力について(平成30年度第3回定例会)

#市議会一般質問 2023/06/19更新
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議席番号4番、後藤英夫でございます。議長のお許しがありましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。質問に先立ちまして、まず、おとといの日曜日に行われました第31回熊本県消防操法大会におきまして、本市の消防団第7分団が小型ポンプの部3位というすばらしい成績を上げられたこと、まことにおめでとうございます。
 
心よりお喜び申し上げます。また、本市の消防団員の皆様や、防災交通課の皆様におかれましては、 常々、地域住民の安全を守るため献身的なご尽力を賜り、ありがとうございます。 この場をおかりまして、厚くお礼申し上げます。 それでは、質問に入ります。

 
本日の質問事項は4点でございます。1点目は、障がい者施策についてお尋ねいたします。2点目は、本市、下西寺にあります史跡「右京・左京の墓」について、3点目は、大琳寺、深川、北宮地区の道路整備についてお尋ねします。4点目は、交通安全協会の取り組みに対する理解や協力について、以上の4点をお尋ねいたします。

 

後藤議員

まず、1点目の障がい者施策についての質問ですが、これは本市とは直接関係ないことかもしれませんが、先月の17日に、各省庁の障がい者雇用について雇用率が達成されておらず、また、障がい者の人数の水増し等の不正が明らかになるといった事実を報道で知りました。
誰もが平等に社会に参加できる共生社会の実現を理念として、国が率先して始めたはずの障がい者雇用制度であるはずなのに、また、監督する立場の省庁が不正をすることは残念で仕方ありません 障がい者団体からも怒りの声が上がっています。
NPO法人日本障害者センターの家平悟事務局長は、「障がい者施策を進める国が不正に手を染めていたのは深刻だ。働きたいのに雇ってもらえない障がい者はたくさんいる。国は本気で障がい者を雇う気はなかったのではないか」と指摘しておられます。
去年4月、法定雇用率は、民間企業は2.0%から2.2%へ、国や自治体は2.3%から2.5%へ引き上げられました。本市の障がい者の雇用率について、達成されているのかどうか、一般質問で確認させていただきたいと思っていましたところ、先月28日の全員協議会において、市長による説明があり、さらに本日の城議員による一般質問に対する答弁もありましたので、制度上については一定の理解をしたところでございます。
その説明によりますと、今現在、菊池市の職員、これは市長部局の場合ですが、障がい者雇用率は2.46%と、2.5%を0.04%下回っているが、しかし、障がい者雇用の不足人数の算定方法で算出された不足人数はゼロ人で、制度上、法定雇用率は達成しているとのことでした。
教育委員会部局も法定雇用率が0.6%下回っているが、同様の計算方法で算出すると、不足人数がゼロ人で、法定雇用率は達成しているとのことです。法定雇用率は達成している本市ではございますが、他の施策や設備についてはどうでしょうか。
そこで、本市の障がい者雇用に関連した障がい者施策について質問いたします。
本市の業務委託先や請負企業の障がい者雇用率は把握されているでしょうか。また、委託先や請負企業について、それらの評価制度はあるのでしょうか。
続けて、障がい者の設備についてお尋ねします。市民の声を聞き、みずから巡視を行った結果、幾つか障がい者設備に不備がありました。私は、特に菊池市総合体育館の2階にある障がい者用トイレが気になったのですが、本市施設のバリアフリー部分の巡視体制や所見についてどのように考えているか、教えてください。これを1回目の質問とします。

総務部長

それでは、業務委託先や請負業者の障がい者雇用率の把握しているかということで、まず1点目でございます。
現在のところ、本市の業務委託先であるとか、請負業者の障がい者雇用率についての状況把握は行っておりません。また次に、評価制度はあるのかということでございますけども、菊池市工事入札 参加者資格審査の格付基準というのにおきまして、現在、市独自の基準の導入を、今、検討しております。
その中に、市内事業者の皆さんの、障がい者雇用の向上につながるような加点制度を取り入れていきたいというふうな考えを持っておるところでございます。
3点目でございますけども、総合体育館の不備な部分ということでございますけれども、菊池市総合体育館における施設点検等についてお答えしたいと思いますけども、この施設は指定管理施設でありますことから、指定管理者のほうで毎日の巡視 点検と、消防法に基づく点検が年3回、エレベーター点検が月1回行われていると ころでございます。
また、今回、ご指摘の2階にあります障がい者トイレについては、自動扉の故障でございます。現在、修繕のための予算措置を行っているというふうに伺っており ます。
公共施設の日常的な点検でありますとか保全業務については、建物の所管課において行っているところでございますけども、今後も障がい者の皆様だけではなくて、施設の利用者が安全に、また、安心して利用できるよう適切な管理に努めてまいりたいというふうに考えております。
また、本格的な少子高齢化社会が到来してまいりますので、今後一層のきめ細やかな配慮が必要であろうというふうに思います。各種の計画に基づき公共施設等のユニバーサルデザイン化など施設の環境整備の促進に努めてまいりたいというふう に考えております。

後藤議員

指名競争入札格付の市内独自評価の中で、障がい者の雇用促進につながる加点制度を構築するといった答弁ですが、大いに期待しております。本市職員の障がい者雇用率の維持は当然ですが、民間企業も障がい者雇用の促進につながればと思います。
障がい者雇用率、障がい者の施策や設備につきましては、いずれも重要な問題だと思います。もっと障がいのある方々に寄り添った施策を行っていただきたい。先ほど、菊池市総合体育館2階にある障がい者用トイレについて不備があると説明されましたが、実は、ここ、2年以上前からこんな状況です。
立派な障がい者用トイレがあるのに、扉が壊れていて使用できない。障がい者雇用率という制度があるのも、一緒に働くことで痛みのわかる行政ができてくるからだと思います。
本市 が本当の「癒しの里」になるよう、もう一歩踏み出していただくようお願い申し上 げまして、次の質問に移ります。
 
2点目に、右京・左京の墓についてお尋ねいたします。右京・左京の墓は、本市菊之池校区の下西寺にございます。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、右京・左京について、改めて説明いたします。右京・左京とは、鎌倉時代の刀匠、来国俊の流れをくむ刀工、菊池延寿弘村、延寿太郎国村のことであり、弘村が右京、国村が左京と伝えられています。
延寿弘村は文永7年、これは1270年ですね。十代菊池武房公のころに京の都の山城国から肥後に下って、菊池氏に仕えたと言われ、国村の子孫は、国泰、国時、国吉、国清、国綱、国房、国信などと続いて、代々有名な刀工となり、菊池氏に仕えたと言われます。
現在、菊池千本槍と称される刀剣が菊池市内外に残されており、その中には年号も延元、興国、正平などと銘記されているものもあるそうで、刀剣界では大和刀鍛冶の流れに属する菊池延寿の鍛えたものと承認されています。
肥後国史によると、延寿鍛冶は下西寺に在住して、弘村が菊池延寿、国村が延寿太郎と号したとなっております。また、菊池風土記には延寿太郎国村の墓があると記されています。
菊池氏の庇護を受けていたことや、さらには、京の都から西下し たこともあって、地元では自然と彼らの墓と伝えられる五輪塔のことを右京・左京 の墓と言うようになりました。
このように、菊池氏に仕え、すぐれた刀を生み出した延寿の墓と伝えられる右京・左京の墓は、菊池市の歴史を語る上で重要な遺跡と思います。右京・左京の墓について、執行部はどのように認識されているか、伺います。

教育部長

それでは、後藤議員ご質問の右京・左京の墓についての 認識ということでお答えをさせていただきます。
菊池における延寿の本拠地につきましては、菊池市西寺のほかに、隈府高野瀬、今村、西迫間などに鍛冶場跡として伝承されているところがあり、西寺には延寿屋敷の名も残っております。延寿が刀鍛冶の本拠地を定めるに当たっては、砂鉄の採取、用水、交通の便がよく、菊池氏との緊密な連携がとれるところなど、いろいろな条件が必要な中で、その条件がそろった場所が西寺ではなかったかと思われます。
延寿一派は、下西寺区の八坂神社に居を構え、下西寺は刀工村として、お話のとおり、二百数十年間の菊池一族とともに活躍をしてまいりましたが、菊池一族の衰退により玉名に移り住み、加藤清正入国の折に召し抱えられ、熊本城内に備える非常用の刀としての、いわゆる同田貫を鍛えたと伝えられております。
800年たった今でも、八坂神社にある井戸からはさびた古い刀が出ると言われ、この場所にて延寿鍛冶が刀を鍛えたことを物語っております。中世の菊池一族の刀を鍛えた延寿は、一族の武力を支えた存在であると考えております。現在の右京・左京の墓が延寿の墓であったと伝えられておりまして、地区 の方々が大事に守ってこられたと認識をいたしております。 以上、お答えいたします。

後藤議員

ことしの3月31日から5月6日まで、第2回菊池一族と延寿 鍛冶展が菊池神社歴史館にて開催されました。延寿鍛冶の初代である延寿国村が作製した刀剣が、公益財団法人日本美術刀剣保存協会に認定され、今回の延寿鍛冶展 にて展示される運びとなったそうです。
延寿鍛冶展には、菊池市内はもとより、県内外、遠くは関東地域からも多くのお客様が来場し、大いに盛り上がったとお聞きしております。延寿国村の刀剣は、鎌倉時代に現在の菊池市西寺にて鍛刀された非常に貴重なものであり、約800年の時を越えて菊池への里帰りとなりました。
延寿国村の延寿刀が、延寿鍛冶展の開催期間中、保存協会に認定されるというめぐり合わせは、何か神秘的で厳かな気持ちになります。
さらに、ことし4月30日は、菊池八坂神社で刀剣「延寿國村」里帰り神事が開催されています。里帰り神事では、右京・左京の墓の前に献花台を設けて、地元下西寺地区の皆様を初め多くの菊池市内外の方々が、延寿鍛冶に感謝の思いで祈りをささげられました。里帰り神事から4カ月余り、今現在、右京・左京の墓につきまして、現状をお尋いたします。

教育部長

再質問にお答えをさせていただきます。右京・左京の墓は、西寺の八坂神社に隣接している民家の敷地内に所在をしております。
この右京・
左京の墓は、さきの議員のお話のとおり、形の違う石を組み合わせた五輪塔と呼ばれるお墓で、中世によくつくられたものでございます。台座の上に並んで安置され、現在でも地域の宝として、地元の方々から非常に大事にされていると伺っております。
また、隣の八坂神社は、延寿太郎屋敷跡として菊池遺産に認定をされており、右 京・左京の墓、延寿屋敷跡など、菊池における中世の鍛冶場として重要な場所であったと考えられております。
こういったことから、右京・左京の墓がこれまでどおり地元で大事に守られていくことを期待しているところでございます。 以上、お答えいたします。

後藤議員

右京・左京の墓は、地元下西寺の方々にとって心のよりどころであり、とても大切に思われています。
我々菊池市民にとっても重要で、全国に誇れる貴重な史跡だと思います。私たちは、子や孫の世代まで、しっかりとその精神を受け継いで保存し、伝えていく義務があると思います。ぜひ菊池遺産認定を視野 に入れた、よりよい形での保存に向けて、最大限の努力をしていただきますよう要望し、次の質問に移ります。
 
3点目は、大琳寺深川、北宮地区の道路整備についてお尋ねいたします。平成25年に、今から5年前でございますが、市道大琳寺深川線という道路建設計画があったと思います。
近隣の住民に測量設計業務に関する周知文書が配られ、実際にその業務が発注されたと伺っております。また、測量設計業務を減額処理し て、途中で中止したとも伺っております。なぜ、そのような状況になったのか、説明願います。
続けて、大琳寺3号線について伺います。 工事発注がなされると伺っておりますが、今後の計画を教えてください。

建設部長

それでは、後藤議員、第1回目の質問にお答えさせていた だきます。
当該地域は、用途地域の第2種住居地域に指定され、住環境を守る地域となっております。 当時、この地域は農地のままで宅地開発が進んでおりませんでしたので、定住促 進を目的に、大琳寺深川線の拡幅工事を計画いたしました。
拡幅工事のための測量設計は、平成25年度に着手しましたが、年度末の事業着手であったこともあり、平成26年度に事業を繰り越し、協議を重ねながら作業を行っておりましたが、平成26年11月に大型商業施設出店の報道がなされたことを受け、計画次第では線形や幅員が設計どおりに施工できない可能性があるため、 平成26年度に設計を中止いたしております。
続きまして、大琳寺3号線につきましてお答えいたします。 この大琳寺深川線の中止を受けまして、この大琳寺深川線同様に定住化促進を目的に計画しておりました、ヤマダ電機西側の大琳寺3号線の拡幅事業には、平成27年度から着手したところでございます。
現在、大琳寺3号線につきましては、一部境界立ち合いが実施されず、筆界が特 定できておりませんが、特定作業を進めながら、工事可能な場所から工事に着工していきたいと考えております。 以上、お答えいたします。

後藤議員

大琳寺3号線につきましては、速やかに筆界を確定させて、地元の方々と協議しながら、安全に工事を進めていただきたいと思います。
大琳寺深川線について、再質問いたします。大型商業施設の出店の報道があり、設計を中止したとのことですが、この地域の農家や土地の所有者は大変困惑しています。また、周辺の住民も迷惑しています。
5年前から現在までの経緯を時系列で教えてください。

建設部長

5年前から現在までの経緯を時系列で教えてもらいたいということでございますが、先ほどの答弁とちょっと重なってまいりますが、お答え させていただきます。
平成25年度に測量設計の業者委託を発注しまして、その後、現場への立ち入りの同意や地元説明に不測の期間が要しましたので、平成26年度に繰り越したところでございます。

作業等を続けていった中で、平成26年11月に大型商業施設の出店報道がなされまして、先ほど申し上げましたとおり、計画次第では道路の線形や幅員が設計どおり施工できないという可能性がありますため、平成26年度、平成27年度の早い時期と思いますが、中止しているところでございます。 以上、お答えいたします。

後藤議員

さらに質問します。 線形の変更があるということで、建物の敷地にかかるのかという、ちょっとイメージを持ったのですが、先月、この大型施設のディベロッパーにお話を伺ったのですが、当初設計のあった市道大琳寺深川線より北側の範囲で規模を縮小し開発を考 えているとのことでした。
また、この開発に市道大琳寺深川線は不可欠とも言っておられました。 計画が煮詰まった感がある現在、地元の方々との協議を再開し、市道大琳寺深川 線を建設すべきと思いますが、執行部の考えをお聞かせください。

建設部長

今後につきましては、状況を見ながら検討させていただきたいと考えております。 以上でございます。

後藤議員

前回、私の一般質問でも申し上げましたが、都市計画道路大琳寺木庭橋線は、植木インター菊池線や国道325号と直結しており、大津や山鹿に行く主要道路です。しかしながら、よく混雑している道路でもあります。市道大琳寺深川線の供用により、そういった問題が解決し、地域の発展につながると思いま す。

前回、一般質問をしたとき、江頭市長の答弁では「この地域は菊池市の発展のエンジンだ」と言っていただきました。エンジンはエネルギーを動力にかえる。この地域の特性を活力にかえて、菊池市全体を引っ張っていくと私も考えています。都市計画道路大琳寺木庭橋線の渋滞の緩和や、それから地域の定住者の促進のた めにも、市道大琳寺深川線の道路計画についてスピード感をもって進めていただきますよう要望し,次の質問に移ります。
 
4点目は、交通安全協会の取り組みへの理解や協力について質問いたします。
交通安全協会では、交通安全キャンペーンを行ったり、朝の交通安全街頭指導を行ったりと、さまざまな活動をしているのですが、その一つに、小学生による自転車大会があります。
交通安全協会のこの活動に対して、本市としてはどのような御立場で、どのような協力をいただいているか、お尋ねいたします。

総務部長

まず、交通安全協会の取り組みへの理解であるとか協力に ついて、まずお答えしたいと思います。
まず、交通安全協会の役員の皆様であるとか、交通指導員の方々と、児童・生徒の通学時間帯に月3回、朝の街頭指導を行っております。交通安全協会に対しましては、交通の安全と円滑、交通公害の防止を目的とする補助金の交付であったり、交通安全講習指導員を委託いたしております。

平成29年度におきましては、幼稚園・保育園及び小中学校並びに高齢者を対象 としました交通安全教室を125回開催し、延べ8,520人の方が参加いただき、 交通安全の啓発を図っております。 今後も、警察・交通安全協会・市役所と連携して、交通事故のないまちづくりの推進を行ってまいりたいというふうに思っております。

また、小学校の自転車大会に対して、市の立場であるとか協力についてでございますけども、本年度は6月16日に、市内4小学校が参加され、第45回交通安全 子ども自転車菊池地区大会が開催されております。市としましては、大会に向けた練習期間中のコース設営でありますとか、タイム計測を行うなど、選手のサポートをさせていただいております。大会当日につきましては、選手の応援はもちろんでございますけども、交通安全 協会と連携し、審査員として大会の運営に協力をいたしております。 また、菊池地区大会で優勝した小学校は、7月7日に第52回交通安全子ども自転車熊本県大会に出場されておりますので、協力としましては大会前の練習時の交 通安全器材の提供などを行っているところでございます。 以上、お答えいたします。

後藤議員

それでは、再質問をいたします。 過去5年間の自転車大会に参加している子どもの人数、これは練習も含めての人数でございますが、教えてください。
また、学校ごとに担当の先生がいらっしゃるかどうかもお願いします。

教育部長

それでは、教育委員会のほうから、自転車大会の参加状況についてお答えをいたしたいと思います。 過去5年間の参加人数は、平成26年度が48名、平成27年度が39名、平成28年度が32名、平成29年が42名、平成30年が31名となっており、現在の参加校につきましては、先ほど総務部長の答弁のとおり、隈府小、旭志小、泗水 小、泗水東小の4校となっております。
また、学校の担当者につきましては、基本的に各学校の安全教育担当者が担っておりますが、この自転車大会に関しましては、勤務時間外の早朝練習や昼休みの学科練習等で約1カ月間の時間を要しており、教職員の負担になっているところもありますので、学校によっては、教頭や主幹教諭が担当することも多いとのことでございます。 以上、お答えいたします。

後藤議員

今まで、あえて自転車大会における本市の対応について質問しました。それは自転車大会に対して、現状をもっと認識していただき、もっと熱心になっていただきたいからです。
参加する子どもたちをもっとふやしていただきたい。自転車大会の参加人数が、この菊池市全体で30名から40名、私は少ないと 思います。このままではもっと減るかもしれません。もっと子どもの将来、それから交通安全についてよく考えていただきたい。 確かに、防災交通課の皆様、多方面にご活躍されています。先日の消防操法大会も、暑い中、頑張っておられました。また、学校の先生方も同様だと思います。いろいろなご苦労があり、大変忙しいことと思います。しかし、もっと子どもたちを自転車大会に誘っていただき、市を挙げて盛り上げていただきたい。
ことしの自転車大会ですけども、子どもたちはみんな頑張りました。担当の学校の先生も遠方から朝早く出勤していただき頑張ってもらいました。
また、江頭市長 と柁原議長には、県大会前日、本市の代表チームの激励に来ていただきました。
そのかいあってか、県大会4位という好成績を上げることができました。
中でも安全 走行テストは県で1番、技能走行テストは県で2番でした。また来年も、市長には 本市の代表チームの学校に激励に来ていただきたいと思います。本市の子どもたちは、この競技を通じて道路交通法を学び、安全走行を身につけてほしいと思います。前の田中議員の質問でもありましたけども、菊池市の子どもたちは非常に礼儀正 しい。それはなぜかといいますと、車で通っているとき、手を挙げて横断歩道をさっと渡って、振りかえってから、ぺこっと頭を下げてくださいます。非常にかわいらしい。

 
本市の学校教育のたまものであり、地域の皆様や保護者の皆様のおかげでもあります。
その子どもが、道路交通法や安全確認の練習を通じて、早期に安全意識を育んでほしい。交通事故の被害者にも加害者にもなってほしくない。そして、大人になってもそうあってほしいと願っております。
質問を終わります。

 

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